宗望(読み)そうぼう(その他表記)Zong-wang; Tsung-wang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宗望」の意味・わかりやすい解説

宗望
そうぼう
Zong-wang; Tsung-wang

[生]?
[没]天会5(1127)
中国,将軍。女真名はオリブ (斡魯補) 。諡は桓粛。太祖ワンヤンアクダ (完顔阿骨打)の第2子。常に太祖の左右にあってその征伐に従った。攻撃では,天会1 (1123) 年遼の宗室諸王,后妃を捕え,遼帝を追撃,伝国璽 (でんこくのじ) を得るなどしたが,宋征討に最も活躍。同3年河北方面軍を指揮,宋将郭薬師の常勝軍をくだし,同4年山西方面軍指揮官宗翰と協力し,宋都開封を攻取,宋と和議をまとめて帰国,右副元帥に任じられた。同年和議にそむいた宋に再征,左副元帥宗翰と開封を攻め,宋帝を捕えた (→靖康の変 ) 。

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