宗枝村(読み)むねえだむら

日本歴史地名大系 「宗枝村」の解説

宗枝村
むねえだむら

[現在地名]鏡野町宗枝

吉井川左岸に位置し、南対岸は薪森原たきぎもりばら村、東は古川ふるかわ村に接する平地集落。寛永九年(一六三二)の森忠政宛行状(黄薇古簡集)によれば、上坂主馬助が村内で一〇〇石を知行している。正保郷帳に高二二一石余、うち田方一九七石余・畑方二四石余とある。「作陽誌」では家数一九・人数九五。元禄一〇年(一六九七)美作国郡村高辻帳では改出高五七石余、開高五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android