官婢(読み)かんぴ

精選版 日本国語大辞典 「官婢」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぴクヮン‥【官婢】

  1. 〘 名詞 〙 国家の所有する婢。国の有する女奴隷。
    1. [初出の実例]「放官婢花、従良賜高市姓」(出典続日本紀‐養老七年(723)一二月丁酉)
    2. [その他の文献]〔史記‐太倉公伝〕

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普及版 字通 「官婢」の読み・字形・画数・意味

【官婢】かん(くわん)ぴ

官の女奴隷。〔漢書、刑法志〕齊の太倉の令淳于、罪りて刑に當る。~其の少女(ていえい)~上書して曰く、妾願はくは沒入して官婢と爲り、以て刑罪を贖(つぐな)はんと。

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