定正村(読み)さだまさむら

日本歴史地名大系 「定正村」の解説

定正村
さだまさむら

[現在地名]福井市定正町

石森いしもり村の北西に位置する。慶長六年(一六〇一)九月九日付の結城秀康知行宛行状(山川家文書)に三国領として「定政村」の四八九・六〇七石が記されるが、慶長一一年頃の越前国絵図では川合かわい庄に含まれていたと思われる。正保郷帳によると田方四七二石余・畠方一七石余。福井藩領で、正保二年(一六四五)に松岡藩領となったが、享保六年(一七二一)再び福井藩領となった。

安永二年(一七七三)福井藩金津領村鏡(高橋家文書)によると、田方四七三石余・一七町九反余、畑方一六石・八畝。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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