定禅寺通(読み)じようぜんじどおり

日本歴史地名大系 「定禅寺通」の解説

定禅寺通
じようぜんじどおり

[現在地名]仙台市国分町こくぶんちよう三丁目・一番町いちばんちよう四丁目

北櫓きたやぐら(定禅寺通櫓丁)の通りで、通町国分町を横断して東二番ひがしにばん丁と交わり、それより北東の真言宗定禅寺門前辺りまでを称する。永正年間(一五〇四―二一)の創立と伝える定禅寺は真言密教の祈願寺とされ、伊達家の鎮護寺であったが(「封内風土記」など)、明治六年(一八七三)廃寺。正保仙台城絵図では寺屋敷前が門前町と記される。同寺一帯の丘陵を定禅寺山と称したが、寛文九―一一年(一六六九―七一)の城下絵図では定禅寺ほか観喜かんぎ院・千手せんじゆ院などが集まり、定禅寺門前・千手院門前とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「定禅寺通」の解説

定禅寺通

(宮城県仙台市)
ふるさとみやぎ文化百選 建造物とまちなみ編指定の観光名所。

定禅寺通

(宮城県仙台市青葉区)
日本の道100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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