ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「定跡」の意味・わかりやすい解説
定跡
じょうせき
(2) チェスでは序盤と終盤の定跡があり,前者は戦略上の仮説をもとにした着手の応酬で,戦術的に欠陥を現すことのない一連の変化手順の定型化されたものをさす。後者は,駒が少くなり,キングへの攻めよりポーンの昇格が中心課題となった局面について共通な駒の組合せによる帰納的な結論をいう。
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