宝雲(読み)ほううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝雲」の解説

宝雲 ほううん

1791-1847 江戸時代後期の僧。
寛政3年生まれ。浄土真宗本願寺派筑前(ちくぜん)(福岡県)長源寺の住持。諸国遊学ののち,大乗,曇竜にまなび,天保(てんぽう)14年本願寺勧学にすすむ。南渓と同門で,筑前学派の中心的存在であった。弘化(こうか)4年7月6日死去。57歳。筑前出身。号は烏水。著作に「易行品(いぎょうぼん)私記」「唯識文集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android