実報寺(読み)じつぽうじ

日本歴史地名大系 「実報寺」の解説

実報寺
じつぽうじ

[現在地名]東予市実報寺 下西

実報寺の中央にある。聖帝山宝性院と号し、真言宗御室派。本尊地蔵菩薩本山は京都仁和にんな寺。

伊予温故録」には由緒にいうとして舒明天皇一二年、天皇は伊予国行幸の途次、金谷かなや村とよんだこの地に立ち寄り、勅願によりこの寺を建立、恵隠を開基としたとある。養老七年(七二三)に行基が来山し、地蔵菩薩を刻み、寺を造営したという。天正年間(一五七三―九二)兵火のため堂宇を焼失したが、明和六年(一七六九)本堂を再建した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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