コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

実用状態図 じつようじょうたいずpractical phase diagram

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

実用状態図
じつようじょうたいず
practical phase diagram

3成分以上の合金の相平衡状態は平面図表現が困難なので (→合金の状態図 ) ,主成分に対し主要添加成分2種の濃度に関して,温度と関係なく相状態変化を図示したもの。熱処理により相分布が変る場合はその熱処理に付記しておかなければならない。特記のない場合は焼鈍状態での組織図である。実際にはそれで用が足りる場合が多いので実用状態図という。合金鋼に最も多く用いられる。これとは別に,鉱滓では,たとえば Al2O3-CaO-SiO2 の3元素の組成を三角形で表わし,その中に地図の等高線のように等温度融点の曲線を記入する手法をとる。これも一種の実用状態図である。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android