実質合理性(読み)じっしつごうりせい(その他表記)materielle Rationalität

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「実質合理性」の意味・わかりやすい解説

実質合理性
じっしつごうりせい
materielle Rationalität

M.ウェーバーの用語。彼は合理性範疇を形式合理性と実質合理性に区別する。合理性とは,推理に基づくということであり,実質合理性は,目的の設定なり手段の選択についてそれが価値があるかないかを問い,理性に基づく推理そのものに重きをおく概念である。すなわち,なんらかの理念が前提とされており,合理性の程度はこの特定の理念との一致の程度ではかられる。したがって,いかなる理念に照らしてみるかに従い,同一の事態が異なった程度の合理性をもつ。このような理念ないし目的との関係に,科学的知識に即して価値的に合理性を問題とする概念が実質合理性である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む