ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「室内オペラ」の意味・わかりやすい解説 室内オペラしつないオペラchamber opera 小人数の歌手と小規模な管弦楽を用い,舞台装置などにもあまり手をかけないオペラ。 19世紀のグランド・オペラやワーグナーの楽劇に対するアンチテーゼとして起り,P.ヒンデミットや G.メノッティの作品が代表的。一方,スカラ座小劇場のように,18世紀の喜歌劇などを簡略化した舞台で専門的に取上げている劇場もある。日本では,東京室内歌劇場が同様の試みを行なっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by