室山熊野神社(読み)むろやまくまのじんじや

日本歴史地名大系 「室山熊野神社」の解説

室山熊野神社
むろやまくまのじんじや

室山に鎮座。旧郷社。祭神は伊弉冉尊・速玉男命・素戔嗚尊。嘉禄二年(一二二六)星野氏初代の八郎胤実が武運長久領民安寧を祈って紀伊熊野三山の分霊を勧請、南北朝期より阿蘇修験の入峰行場として重きをなしたという。文禄四年(一五九五)小早川氏のとき社領を没収され、慶長九年(一六〇四)星野谷に高二三石を付されたという(以上「寛文十年寺社開基」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android