宮処寺跡(読み)ぐうしよじあと

日本歴史地名大系 「宮処寺跡」の解説

宮処寺跡
ぐうしよじあと

[現在地名]垂井町 垂井

東海道新幹線と東海道本線に挟まれた御所野ごしよのにある古代寺院の跡。工場用地建設のため土壇は削平されてしまったが、一部一八〇〇平方メートルは県指定史跡となっている。約九〇〇メートル南東に宮代みやしろ廃寺がある。「続日本紀」天平一二年(七四〇)一二月二日条にみえる「宮処寺」に比定される。前日不破頓宮に着いた聖武天皇がこの日宮処寺と曳常ひきつね泉に行幸したのである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む