宮地渡(読み)みやのじのわたし

日本歴史地名大系 「宮地渡」の解説

宮地渡
みやのじのわたし

御井郡宮地村にあった筑後川の渡し。筑前肥前に通じる街道筋にあり、「宮陣ノ渡」とも(在方諸覚書)。正保四年(一六四七)の大小道之帳によれば、久留米から小森野こもりの大久保おおくぼ舟渡、宮地北方の思案しあん橋、大保おおほ(現小郡市)横隈よこぐま(現同上)経由の古筑前街道があったが、慶安元年(一六四八)宮地渡(広さ六〇間・深さ一間一尺)平方ひらかた(現小郡市)本郷ほんごう(現大刀洗町)経由の筑前街道に切替えられ(啓忘録抜萃)、当渡の重要性が増した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む