宮永正運 みやなが-せいうん
1732-1803 江戸時代中期-後期の農学者。
享保(きょうほう)17年1月25日生まれ。越中(富山県)礪波郡(となみぐん)下川崎村の豪農。加賀金沢藩の山廻(やままわり)役,産物会所の役職をつとめる。農書「私家農業談」,随筆「越(こし)之下草」などをあらわした。享和3年6月18日死去。72歳。通称は十左衛門。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の宮永正運の言及
【私家農業談】より
…江戸後期の農書。越中国礪(砺)波郡下川崎村(現,富山県小矢部市)の宮永正運(1732‐1803)が1789年(寛政1)に書きあげた。《[農業全書]》を手本に,地元の事情を多く加えて構成し,同時代の農書中もっとも充実した一書である。…
※「宮永正運」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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