宮永虞臣(読み)みやなが やすおみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮永虞臣」の解説

宮永虞臣 みやなが-やすおみ

1798-1855 江戸時代後期の儒者
寛政10年生まれ。宮永正運の孫。越中(富山県)の人。皆川淇園(きえん)とまじわり,古賀精里にまなぶ。出家して諸国歴遊,弘化(こうか)3年(1846)美作(みまさか)(岡山県)で塾をひらき,2年後帰郷。儒仏に通じ,周易にくわしかった。安政2年4月4日死去。58歳。号は大倉,半儒半仏道人。著作に「周易生音」「海防論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む