宮漏(読み)キュウロウ

デジタル大辞泉 「宮漏」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろう【宮漏】

宮中にあった水時計。→漏刻

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精選版 日本国語大辞典 「宮漏」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろう【宮漏】

  1. 〘 名詞 〙 宮中にある水時計。一時刻ごとに鼓を打って時を報じた。
    1. [初出の実例]「宮漏鶏遅羗笛怨、商飈鶴警歌閑」(出典:江吏部集(1010‐11頃)上・月露夜方長)
    2. [その他の文献]〔白居易‐和思黯居守独飲偶酔見詩〕

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普及版 字通 「宮漏」の読み・字形・画数・意味

【宮漏】きゆうろう

宮中の水時計。唐・白居易禁中にて夜、書を作り元九に与ふ〕詩 五聲の宮漏、初めて鳴るの後 一點の窓燈、滅(き)えんと欲するの時

字通「宮」の項目を見る

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