日本歴史地名大系 「宮目神社」の解説 宮目神社みやのめじんじや 栃木県:栃木市田村宮目神社[現在地名]栃木市田村町 宮野辺下野国府跡内に鎮座。祭神は大山祇命など。宮野辺(みやのべ)神社とも書き、明治初年の神仏分離以前は宮ノ目または宮ノ女とも記し、「みやのめ」とよんだ。創建については不明だが、寛喜二年(一二三〇)二月二〇日の小山朝政譲状(小山文書)に国府(こう)郡のうち宮目社とあり、朝政の嫡孫に譲られている。近世は田(た)村内で、享保四年(一七一九)宮殿が再建されている(「棟札写」大山正次蔵)。明治元年(一八六八)の田村明細帳(大山正次文書)に祭神大山祇命、祭礼九月八日とあり、祭礼には旗本の村上両氏より玄米が三俵ずつ下された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by