嫡孫(読み)チャクソン

デジタル大辞泉 「嫡孫」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐そん【嫡孫】

嫡子とその正妻の間に生まれた男子家督を継ぐ孫。てきそん。
[類語]ひこ内孫外孫初孫はつまご初孫ういまご令孫曽孫ひ孫ひこ孫曽孫ひこ玄孫やしゃご・ひいひい孫

てき‐そん【嫡孫】

ちゃくそん(嫡孫)

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精選版 日本国語大辞典 「嫡孫」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐そん【嫡孫】

  1. 〘 名詞 〙 嫡子の嫡子。嫡子の正妻から生まれた子。てきそん。
    1. [初出の実例]「若无嫡子。及有罪疾者。立嫡孫」(出典令義解(718)継嗣)
    2. 「長崎入道円喜が嫡孫(チャクソン)次郎高重」(出典:太平記(14C後)一〇)

てき‐そん【嫡孫・的孫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てき」は「嫡」の漢音 ) 嫡子の嫡子。ちゃくそん。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「宇多源氏の末流、〈略〉尼子伊予のかみ経久が的孫(テキソン)右衛門のせう晴久」(出典:信長記(1622)一一)

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普及版 字通 「嫡孫」の読み・字形・画数・意味

【嫡孫】てきそん・ちやくそん

嫡子の孫。

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