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家庭経済 かていけいざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

家庭経済
かていけいざい

家庭の生活設計に従って行われる経済活動をいい,家計と同義に用いられる。今日の家庭は社会に対して労働力あるいは資本を提供し,その報酬として賃金と利子を得る。それらで家庭生活に必要な物,サービスを購入し,それをただちに,あるいは加工してから消費する。こうして家庭生活を維持向上させ,労働力を生み出し,さらに次代の人間を創造する。これらの活動はすべて経済活動である。これまでの経済学の定義では,家庭内で物を加工する経済活動を単に消費とみなしているが,内容的には企業の生産活動と同じであるから,経済体系のなかでもこれを生産とみるべきである,と J.ヒックスなどにより指摘されている。

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知恵蔵の解説

家庭経済

私的な領域である家庭では、家族員の持つ生活資源を用いて生活欲求を満足させ、生活価値を実現する生活の営みが継続している。また家庭では、次世代の生命を生み出し、日々の生活エネルギーが再生産される。こうした家庭生活の経済的側面が家庭経済である。家事労働など家庭内生産も含まれる。

(上村協子 東京家政学院大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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