家浦村(読み)いえうらむら

日本歴史地名大系 「家浦村」の解説

家浦村
いえうらむら

[現在地名]土庄町豊島家浦てしまいえうら

豊島の北西部海岸に位置し、東・西・南三方は山に囲まれる。春日かすが川が北流して流域肥沃平地が開ける。中世近衛家領家浦庄が成立した。近世土庄郷の枝村。慶長一〇年(一六〇五)検地時の村高八七石(小豆島全図)。延宝七年(一六七九)検地では高四一五石・反別七一町余(田二一町余・畑五〇町余)、塩浜二町余で(土庄村誌)、同五年の網廻船運上積帳(足守木下家文書)には学鰹網二三・いかなご網九が記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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