宿寺山古墳(読み)しゆくてらやまこふん

日本歴史地名大系 「宿寺山古墳」の解説

宿寺山古墳
しゆくてらやまこふん

[現在地名]山手村宿

集落の南西部にある大型の前方後円墳墳丘はかなり破壊されているため、正確な大きさは測れないが、長軸の長さ約一二〇メートルで、周囲に広い湟の痕跡をとどめている。後円部および前方部には竪穴式石室があったが、古くに発掘されて黄羊作盤竜鏡をはじめ多数の遺物が出土したと伝えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android