宿院跡(読み)しゆくいんあと

日本歴史地名大系 「宿院跡」の解説

宿院跡
しゆくいんあと

[現在地名]堺市宿院町東一―三丁・大町東一―三丁

開口あぐち神社の南にあった住吉社(現住吉区)の御旅所で、旧暦六月晦日の御祓には同社から神輿の渡御があった。「住吉大社神代記」に「六月御解除開口水門姫神社在和泉監」とみえるのが宿院の前身と考えられる。応永八年(一四〇一)四月二三日の足利義持寄進状(開口神社文書)に、引接いんじよう寺敷地は「東従宿院 西参拾七町」とあり、初めて宿院の名が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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