宿霧(読み)しゅくむ

精選版 日本国語大辞典 「宿霧」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐む【宿霧】

〘名〙
前夜から立ちこめた霧。
※本朝文粋(1060頃)九・学校如林詩序〈大江朝綱〉「撥宿霧而拭舌、伝古風於連山、决蒙泉而洗心、酌清流於姫水」 〔陶潜‐詠貧士詩〕
体内にやどる病(やまい)の気。
玉葉‐安元元年(1175)六月一九日「宿霧漸、雖尋常、今日相扶所来也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「宿霧」の読み・字形・画数・意味

【宿霧】しゆくむ

夜来の霧。

字通「宿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android