デジタル大辞泉
「寄付く」の意味・読み・例文・類語
より‐つ・く【寄(り)付く】
[動カ五(四)]
1 そばへ近づく。「だれも―・かなくなる」
2 取引所で、その日の最初の売買が成立する。「こじっかりと―・く」
3 頼りとする。身を寄せる。
「秦の氏、分かれ散りて他族に―・く」〈古語拾遺〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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より‐つ・く【寄付】
- 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
- ① そば近くに寄る。近づく。より添う。
- [初出の実例]「ふしなくて君がたえにししらいとはよりつきがたき物にぞ有りける〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋二・六九一)
- 「五日も七日も家へは寄(ヨリ)つかず」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三)
- ② 頼りにして近づく。身を寄せる。
- [初出の実例]「秦の氏、分散(わか)れて他族に寄り隷(ツク)」(出典:古語拾遺(嘉祿本訓)(807))
- ③ 物の怪(け)などが乗り移り、取りつく。
- [初出の実例]「御物のけども移りて、〈略〉かやうの御有様は、いかでかはよりつき参らせんと思へど」(出典:栄花物語(1028‐92頃)根合)
- ④ 物に取りすがる。つかまる。
- [初出の実例]「是も肩にのぼらせ、しづ枝によりつかせて、内に入れたり」(出典:読本・春雨物語(1808)樊噲下)
- ⑤ 似合う。調和する。
- [初出の実例]「墨に糜の字は心えぬぞ。かいは墨によりつかぬぞ」(出典:玉塵抄(1563)六)
- ⑥ 取引所で、寄付きの立会が開始される。その日最初の立会相場が成立する。
- [初出の実例]「本場第一節は午後五時に漸く寄り付き」(出典:時事新報‐明治二二年(1889)一二月一四日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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