デジタル大辞泉 「密入国議定書」の意味・読み・例文・類語 みつにゅうこく‐ぎていしょ〔ミツニフコク‐〕【密入国議定書】 《「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する陸路、海路及び空路により移民を密入国させることの防止に関する議定書」の略称》国際組織犯罪防止条約を捕捉する議定書の一つ。金銭的利益その他の物質的利益を得るために、移民を不法に入国させることを防止するための国際的な法的枠組みの構築を目的とするもので、不正な旅行証明書等の製造等を犯罪とすることを締約国に義務付け、移民を密入国させることを防止するための協力、出入国管理に関する措置、移民の送還等について規定している。国際組織犯罪防止条約密入国議定書。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例