送還(読み)ソウカン

精選版 日本国語大辞典 「送還」の意味・読み・例文・類語

そう‐かん‥クヮン【送還】

  1. 〘 名詞 〙 送りかえすこと。還送
    1. [初出の実例]「乃令直政送還大庁」(出典日本外史(1827)二〇)
    2. 「封を開かずして之を送還(ソウクヮン)せんと思へども」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六二)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐李膺伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「送還」の読み・字形・画数・意味

【送還】そうかん(くわん)

送りかえす。〔後漢書党錮、李膺伝〕羌(きやうりょ)~數(しばしば)出で、~百姓(しばしば)其のを被(かうむ)る。膺の、邊に到りしより、皆風をんで懼(くふく)し、先に掠(りやく)する男女、悉(ことごと)く塞下せり。

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