富永謙太郎(読み)トミナガ ケンタロウ

20世紀日本人名事典 「富永謙太郎」の解説

富永 謙太郎
トミナガ ケンタロウ

昭和期の挿絵画家



生年
明治37(1904)年2月12日

没年
昭和60(1985)年1月15日

出生地
静岡県森町

学歴〔年〕
高小卒

経歴
戦前、菊池寛の新聞連載小説「結婚街道」の挿絵を描いて人気を集め、村松梢風新聞小説近世名勝負物語」の挿絵が有名。故岩田専太郎、志村立美らとともに“挿絵界三羽がらす”と評された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永謙太郎」の解説

富永謙太郎 とみなが-けんたろう

1904-1985 昭和時代の挿絵画家
明治37年2月12日生まれ。高等小学校卒業後,画家をめざして上京。昭和8年菊池寛の新聞小説「結婚街道」の挿絵でデビュー以来,菊池,富田常雄らの小説の挿絵を担当した。昭和60年1月15日死去。80歳。静岡県出身。代表作に村松梢風の「近世名勝負物語」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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