富良野線(読み)ふらのせん

日本歴史地名大系 「富良野線」の解説

富良野線
ふらのせん

函館本線の旭川駅と根室本線の富良野駅を結ぶJRの路線。延長五四・八キロで、非電化単線。旭川市・上川郡美瑛びえい町、空知郡上富良野町・中富良野町富良野市を通過し、駅は一七で、ほかに臨時乗降場が一つある。北海道鉄道敷設法に基づく第一期線として、旭川と根室を結ぶ十勝線の構想のもと、明治三〇年(一八九七)六月に旭川側から着工された。同三二年九月に美瑛(現美瑛町)まで、同年一一月に上富良野(現上富良野町)まで、同三三年八月に下富良野(現富良野市)まで開通した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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