日本歴史地名大系 「寒河江八幡神社」の解説 寒河江八幡神社さがえはちまんじんじや 山形県:寒河江市楯西村寒河江八幡神社[現在地名]寒河江市八幡町寒河江城跡の西方、長岡(ながおか)山の南東端にあり、祭神誉田別尊・大山祇尊・月夜見尊、旧郷社。寒河江八幡宮誌(県立博物館蔵)によると、源義家が寛治七年(一〇九三)山城石清水(いわしみず)八幡宮の分霊を高瀬(たかせ)山の西方八幡原(はちまんばら)の地に勧請したのが最初という。八幡原の地名は今日なお残り、鏡二面が八幡宮の摂社跡と思われる所から出土している。同誌には、社領として三千坪が付され、この地が大江氏によって安堵されたとも記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by