寒草(読み)カンソウ

デジタル大辞泉 「寒草」の意味・読み・例文・類語

かん‐そう〔‐サウ〕【寒草】

冬の草。枯れた草。 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寒草」の意味・読み・例文・類語

かん‐そう‥サウ【寒草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冬の草。枯れしおれた草。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「臥槐欲起添膏液、寒草応蘇見挺生」(出典田氏家集(892頃)下・上巳対雨翫花)
    2. [その他の文献]〔南斉書‐蘇侃伝〕
  3. 香木の名。分類真南蛮(まなばん)
    1. [初出の実例]「秋は八重菊もみち、冬は初雪寒草(カンソウ)などと大形此心持に候」(出典:志野宗信筆記(香道秘伝所収)(1501か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む