寒蘭(読み)カンラン

デジタル大辞泉 「寒蘭」の意味・読み・例文・類語

かん‐らん【寒×蘭】

ラン科多年草。日本の暖地山地にまれに自生。葉は数本束生し、広線形でつやがある。晩秋、淡黄緑色または紅紫色の香りのある花を開く。園芸品種もある。 冬》

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精選版 日本国語大辞典 「寒蘭」の意味・読み・例文・類語

かん‐らん【寒蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科の多年草。本州中南部や九州のやや乾燥した山地にまれに生え、今日では、観賞用に鉢植えなどにされる。葉は深緑色で表面光沢があり、ごく細く長い剣状で、三~四本束生し、高さ三〇~七〇センチメートルになる。初冬、葉の間から長い花茎をのばし、上部に直径五~六センチメートルの緑色や紅紫色の花を五~六個側生する。《 季語・冬 》 〔俳諧・新季寄(1802)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「寒蘭」の解説

寒蘭 (カンラン)

学名Cymbidium kanran
植物。ラン科の常緑多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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