寸隙(読み)スンゲキ

デジタル大辞泉 「寸隙」の意味・読み・例文・類語

すん‐げき【寸隙】

わずかのひま。
少しのすき。わずかのすきま。「寸隙をつく」

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精選版 日本国語大辞典 「寸隙」の意味・読み・例文・類語

すん‐げき【寸隙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すんか(寸暇)
    1. [初出の実例]「今日青侍等連歌興行、寸隙之時兮予同沙汰之」(出典:実隆公記‐文明一八年(1486)九月一七日)
    2. 「学問の寸隙(スンゲキ)だも有らば下山し給へかしとぞ申し遣はさる」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)二)
    3. [その他の文献]〔薛蕙‐対酒詩〕
  3. わずかなすきま。ちょっとした空間
    1. [初出の実例]「接伴掛両人は此まで迎へ、市民堵墻をなして観る、寸隙を存せず」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)

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普及版 字通 「寸隙」の読み・字形・画数・意味

【寸隙】すんげき

寸暇

字通「寸」の項目を見る

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