寺田京子(読み)テラダ キョウコ

20世紀日本人名事典 「寺田京子」の解説

寺田 京子
テラダ キョウコ

昭和期の俳人



生年
大正14(1925)年1月11日

没年
昭和51(1976)年6月22日

出生地
北海道札幌

出身地
満州

本名
寺田 キョウ

学歴〔年〕
鞍山女学校中退

主な受賞名〔年〕
現代俳句協会賞(第15回)〔昭和43年〕「日の鷹」

経歴
女学校時代に呼吸器疾患となり、以来20年間闘病。戦後シナリオライターとなる傍ら、俳句を加藤楸邨師事。29年「寒雷同人句集に「冬の匙」「日の鷹」「鷺の巣」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺田京子」の解説

寺田京子 てらだ-きょうこ

1925-1976 昭和時代後期の放送作家,俳人。
大正14年1月11日生まれ。両親と満州(中国東北部)にわたり,鞍山女学院にはいるが中退。戦後,札幌でシナリオライターとして活躍。俳句は「水輪」「壺」同人をへて昭和25年ごろから加藤楸邨(しゅうそん)にまなぶ。43年句集「日の鷹」で現代俳句協会賞。「寒雷」「杉」同人。昭和51年6月22日死去。51歳。北海道出身。本名はキョウ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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