寺請(読み)テラウケ

精選版 日本国語大辞典 「寺請」の意味・読み・例文・類語

てら‐うけ【寺請】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、キリシタン信徒ではなく檀徒であることを、檀那寺に証明させた制度。
    1. [初出の実例]「人間のすめる此世はかりの宿 たつる町請寺請(テラウケ)の状〈貞晨〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)一〇)
  3. てらうけじょう(寺請状)」の略。
    1. [初出の実例]「また参りますも大儀じゃほどに、頼みます、寺請を」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む