対馬竹五郎(読み)ツシマ タケゴロウ

20世紀日本人名事典 「対馬竹五郎」の解説

対馬 竹五郎
ツシマ タケゴロウ

大正・昭和期の園芸家 青森県議。



生年
明治17(1884)年6月1日

没年
昭和46(1971)年9月22日

出生地
青森県船沢村(現・弘前市)

学歴〔年〕
東奥義塾中退

主な受賞名〔年〕
黄綬褒章〔昭和31年〕,東奥賞〔昭和43年〕,木村甚弥賞〔昭和46年〕

経歴
日露戦争に従軍後、リンゴ栽培家の外崎嘉七弟子入り。以来、リンゴ栽培や品種改良剪定などの研究を重ね、大正10年に青森県中津軽郡のリンゴ栽培指導講師嘱託となった。さらに岩手や秋田など東北各地や長野県でも栽培指導を行い、スターキングやふじといった品種普及尽力。昭和23年には青森県会議員に選出され、リンゴの課税問題や県苹果試験所の存続問題で活躍した。多年にわたるリンゴ栽培・研究・普及の功績により31年黄綬褒章、43年東奥賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「対馬竹五郎」の解説

対馬竹五郎 つしま-たけごろう

1884-1971 大正-昭和時代の園芸家。
明治17年6月1日生まれ。外崎(とのさき)嘉七にリンゴ栽培をまなび,品種改良や剪定法などを研究。東北各地で栽培指導にあたり,スターキング,ふじの普及につくした。昭和46年9月22日死去。87歳。青森県出身。東奥義塾中退。
格言など】天地無私(座右銘)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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