寿考(読み)じゅこう

精選版 日本国語大辞典 「寿考」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐こう‥カウ【寿考】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「寿」「考」はともに、長生きする意 ) 長生きすること。長命長寿
    1. [初出の実例]「足下為婚姻、自所寿考也」(出典江談抄(1111頃)五)
    2. 「養生の方をさへつたへて寿考の人たりき」(出典:十訓抄(1252)三)
    3. [その他の文献]〔詩経‐小雅〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寿考」の読み・字形・画数・意味

【寿考】じゆこう(かう)

長寿。〔後漢書東夷、倭伝〕人性、酒を嗜(この)み壽考多く、百餘に至る甚だ衆(おほ)し。

字通「寿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android