寿(読み)コトブキ

  • ことぶ・く
  • じゅ
  • 寿 (ヒサ)
  • 寿〔壽〕
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

祝いの言葉を言うこと。また、その言葉。ことほぎ。「婚姻の寿を述べる」
めでたいこと。いわい。よろこび。また、その儀式。「寿を成す」
命の長いこと。長生き。長命。長寿。「寿を保つ」
命の長いこと。長生き。長命。「寿を養う」
長命の場合の年齢。「百歳の寿を保つ」
祝いの言葉や贈り物。
「喜びの余り…千金を―にしたとか」〈芥川・秋山図〉
常用漢字] [音]ジュ(呉) [訓]ことぶき ことぶく ことほぐ
長生きする。長命。「福寿
いのち。とし。「寿命延寿喜寿聖寿長寿天寿白寿
長命の祝い。「寿賀
祝いの言葉を述べる。ことほぐ。「寿詞
[名のり]いき・かず・たもつ・つね・とし・としなが・なが・のぶ・ひさ・ひさし・ひで・ひろし・ほぎ・やすし・よし
[難読]寿司(すし)寿詞(よごと)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

山口の日本酒。酒名は、長命を祈り縁起のよさから命名。原料米は全量自家精米し、昔ながらの造りを守る。大吟醸酒純米吟醸酒純米酒本醸造酒がある。平成9、12、16、22、23年度全国新酒鑑評会金賞受賞。原料米は山田錦西都など。蔵元の「中島屋酒造場」は文政6年(1823)創業所在地は周南市土井。
愛媛の日本酒。蔵元の「濱田酒造」は明治33年(1900)創業。所在地は宇和島市吉田町法花津。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 慶事をことばで祝うこと。また、そのことば。ことほぎ。ほぎごと。祝言。
※枕(10C終)八〇「卯杖(うづゑ)のことぶき」
※実隆公記‐明応七年(1498)八月紙背「老鶴のかことの事先年申候し、めてたきことふきを申て候とこそ存候へ」
② いのち。よわい。また、いのちの長いこと。長命。寿命。
※類従本賀茂女集(10C後)「草の庵に久しきつまを飾りて、戒をば保たずして、ことふきを保てるさまども」
③ めでたいこと。いわい。また、そのいわいの儀式。現代では、そのときに、祝儀袋などに書く文字をもいう。
※太平記(14C後)一七「早く是を天に祭(まつ)て寿(コトブキ)をなすべし」
※読本・雨月物語(1776)蛇性の婬「其志の篤きに愛(めで)て、豊雄をすすめてつひに婚儀(コトブキ)をとりむすぶ」
④ 祝いの品。
※筑紫道記(1480)「宿坊の院主あるじこまやかにして、ことぶきさへとりそへて」
〘他カ四〙 (「ことほぐ(寿)」の変化した語)
① 祝いを言う。よろこびを言う。また、祝う。祝福する。ことほぐ。
※筑紫道記(1480)「同行に語れば、皆ことぶきあへり」
② 結婚する。
※浮世草子・武道伝来記(1687)七「御本妻を祝言(コトブ)き給ふ事は、御とどまり遊ばすか、といへば」
〘名〙
① 年齢。とし。よわい。
※延喜式(927)二一「白兎〈月之精也。其寿千歳〉」 〔史記‐蔡沢伝〕
② (形動) 長く生命を保つこと。長生きすること。また、そのさま。長命。長生。長寿。
※本朝文粋(1060頃)一四・村上天皇為母后四十九日御願文〈大江朝綱〉「哀楽如夢。未是界之寿。禍福相改」
※福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉五「顔淵は寿(ジュ)なる可き筈なれども」 〔書経‐洪範〕
③ 祝いの贈りもの。祝い。ことほぎ。祝賀。
※秋山図(1920)〈芥川龍之介〉「張氏の孫を上座に招じて、〈略〉千金を寿(ジュ)にしたとか云ふ事です」 〔戦国策‐燕策下・王喜〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

医食同源

病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという考え。[補説]古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

寿の関連情報