寿能遺跡(読み)じゅのういせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「寿能遺跡」の意味・わかりやすい解説

寿能遺跡
じゅのういせき

埼玉県さいたま市にある縄文時代の低湿地遺跡。遺物は縄文時代草創期から平安時代までのものがみられるが,遺跡が盛んに利用されたのは縄文時代中期から後期にかけてである。当時沼沢地であったこの地点を利用するために,幅 2mほど,長さ 10m内外の木道が設けられていたことが確認されている。遺物は土器,石器が多量に出土し,漆器,木製品も多い。人々の生活の復元に向けてさまざまな角度から自然科学的に分析され,この地点の環境の変化,人々の対応が解明されている。

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