寿都神社(読み)すつつじんじや

日本歴史地名大系 「寿都神社」の解説

寿都神社
すつつじんじや

[現在地名]寿都郡寿都町字渡島町

寿都湾の西岸、寿都市街地に鎮座近世スッツ場所の運上屋近くに祀られていた。旧郷社。祭神は市杵島比売命・倉稲魂命ならびに豊宇気比売命。近代以前は運上屋元の弁天社として、場所全体の海上安全・漁業円満などの祈願を行った。一六二七年(寛永四年)四月筑紫国の弁天丸がスツツに漂着、その無事を感謝し、現字岩崎町いわさきちよう叢祠を結び、船内の弁天神を神鏡とともに安置・奉祀したのが始まりと伝える(府県郷社明治神社誌料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む