専女(読み)トウメ

デジタル大辞泉 「専女」の意味・読み・例文・類語

とうめ〔たうめ〕【専女】

老女
翁人おきなびと一人、―一人」〈土佐
《「伊賀専女いがとうめ」の略》老狐

たうめ【専女】

とうめ

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精選版 日本国語大辞典 「専女」の意味・読み・例文・類語

とうめたうめ【専女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 老いた女。老女。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「紙給はりて、是つつみてまかりて、たうめや子供などに食はせん」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)四)
  3. ( 「いがとうめ(伊賀専女)」の略 ) 老狐の異称
    1. [初出の実例]「射殺霊狐、号白専女(シラタウメ)」(出典山槐記‐治承二年(1178)閏六月五日)

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