尊皇攘夷(読み)そんのうじょうい

四字熟語を知る辞典 「尊皇攘夷」の解説

尊皇攘夷

王室を尊んでてきをはらいのけること。幕末の反幕政治思想で、もともと尊王論攘夷論は別々の思想であったが、幕藩体制矛盾激化と対外危機とによって、天皇の絶対化と排外主義が結合し、特に水戸学によって鼓吹され、やがて王政復古に至る幕末政治運動の大きな潮流となった。

[使用例] 尊王攘夷旗印とする真木和泉守らの討幕運動にも[島崎藤村夜明け前|1932~35]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む