小丸山古墳群(読み)こまるやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「小丸山古墳群」の解説

小丸山古墳群
こまるやまこふんぐん

[現在地名]新井市小丸山新田 細畑・江戸塚・小畑大畑・前田

矢代やしろ川が南葉なんば山系の裾を切ってつくった扇状地末端、標高約一一二メートルの独立丘陵状の緩斜面に点在する円墳群。かつては二五基あったが、開墾盗掘などにより、今は一二基が確認されている。現存するものも石室はあばかれ、わずかに側壁墳丘の一部を残すものは四基にすぎない。内部主体は奥壁・天井石に巨石を用い、側壁に河原石の自然石、あるいは面をとった河原石を用いた横穴式石室である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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