小久保裕紀(読み)こくぼひろき

知恵蔵mini 「小久保裕紀」の解説

小久保裕紀

元プロ野球選手(内野手)、野球解説者。1971年10月8日、和歌山県生まれ。青山学院大学卒業後の94年にドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団。95年に本塁打王、97年に打点王を獲得した。99年は4番打者として活躍し、球団初のリーグ優勝と日本一達成に貢献。2000年にはリーグ連覇に尽力した。04~06年は読売ジャイアンツでプレーしたが、07年に福岡ソフトバンクホークスに復帰。10年には7年ぶりのリーグ優勝に貢献した。11年には史上16人目のプロ通算400本塁打を達成して8年ぶりの日本一に貢献し、最年長記録を更新する40歳での日本シリーズMVP受賞。シーズン限りでの引退を表明した12年には2000本安打を達成した。引退後の13年より野球解説者を務めていたが、同年10月2日、野球日本代表「侍ジャパン」の新監督に内定した。

(2013-10-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小久保裕紀」の解説

小久保裕紀 こくぼ-ひろき

1971- 平成時代のプロ野球選手。
昭和46年10月8日生まれ。内野手。右投げ右打ち。平成4年バルセロナオリンピック日本代表に大学生唯一選ばれ,翌年には青山学院大の主将をつとめて大学野球日本一に貢献。6年ドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団。7年より二塁手のレギュラーとなり,同年本塁打王(28本),9年打点王(114打点)。15年読売ジャイアンツに移籍。18年フリーエージェント宣言で福岡ソフトバンクホークスに復帰。23年日本シリーズ最高殊勲選手(MVP)に選ばれた。24年2000本安打を達成。同年引退。公式戦生涯記録は2041安打,打率2割7分3厘,1304打点,413本塁打。25年日本代表(侍ジャパン)監督。和歌山県出身。青山学院大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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