小乱(読み)こみだれ

精選版 日本国語大辞典 「小乱」の意味・読み・例文・類語

こ‐みだれ【小乱】

  1. 〘 名詞 〙 刀剣の刃文一つ。直刃に交わる乱れの調子が小さいもの。焼幅が小さく複雑な模様になっている。伯耆(ほうき)安綱真守(さねもり)三条宗近、粟田口国安などにみられる。新刀では写し以外にみられない。
    1. [初出の実例]「小乱に足をそろへ道永ヤキバの風情なるも多し」(出典:刀剣目利書(1618))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む