小付け(読み)コヅケ

デジタル大辞泉 「小付け」の意味・読み・例文・類語

こ‐づけ【小付け】

大きい荷物の上に、さらにつける小さい荷物。
銭差合羽、…下駄袋の類は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の―とすることを許されていた」〈藤村夜明け前
重い負担のある上に、さらに負担を添えること。また、その負担。
「此大姑の上に小姑という―のある重荷を背負わされる御方がある」〈紅葉・二人女房〉
日本料理で、酒のさかなとして出す小鉢小皿に盛った料理。つきだし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「小付け」の解説

こづけ【小付け】

①日本料理で、小皿や小鉢に少量盛って最初に酒の肴(さかな)として出す料理。◇「お通し」「通し肴」「突き出し」「先付け」などともいう。
②日本料理で、主たる料理に添えて、また主たる料理の間に、箸休めとして出す料理。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android