デジタル大辞泉
「小便臭い」の意味・読み・例文・類語
しょうべん‐くさ・い〔セウベン‐〕【小便臭い】
[形][文]せうべんくさ・し[ク]
1 小便のにおいがする。「―・い場末の映画館」
2 《いかにもおむつの小便のにおいがしそうだという意から》子供っぽい。未熟である。青くさい。「―・いたわごとを聞かされる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょうべん‐くさ・いセウベン‥【小便臭】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]せうべんくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 - ① 小便の匂いがする。
- [初出の実例]「嶋原は境地寂しき在所住まゐ、菜・大根の小便(シャウベン)くさきに打囲まれ」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)五)
- ② ( いかにもおむつの小便の匂いがしそうだの意から ) 子どもじみている。未熟である。あおくさい。
- [初出の実例]「維新の頃にオギャアと生れた小便臭(セウベンクサ)い女の子は思ひも寄らぬ別嬪となりて」(出典:明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉緒言)
しょんべん‐くさ・い【小便臭】
- 〘 形容詞口語形活用 〙 「しょうべんくさい(小便臭)」の変化した語。
- [初出の実例]「年杪若(としうらわか)く、俗に謂私臭(ションベンクサ)き妾を右にし」(出典:東京開化繁昌誌(1874)〈萩原乙彦〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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