日本歴史地名大系 「小俣町」の解説 小俣町おばたちよう 三重県:度会郡小俣町面積:一一・七七平方キロ度会(わたらい)郡の北部、宮川の河口近くの左岸にある。北は伊勢市、東は御薗(みその)村、東から南にかけて伊勢市、西は玉城(たまき)町と多気(たき)郡明和(めいわ)町に接している。北部の明野(あけの)ヶ原の一部を除き、ほとんどが宮川と外城田(ときだ)川によって形成された沖積低地にある。近世以来の小俣村が昭和三年(一九二八)町制を施行、同三〇年度会郡有田(うた)村大字湯田(ゆた)・新村(しむら)と井倉(いぐら)(現玉城町)のうち字妻(つま)ヶ広(ひろ)を編入、同三二年新村字打越(うちこし)と二年前に編入した妻ヶ広が多気郡斎明(さいめい)村(現明和町)に移り、同時に斎明村大字明星(みようじよう)の一部が当町に編入され、境界変更が行われた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報