小俣町(読み)おばたちよう

日本歴史地名大系 「小俣町」の解説

小俣町
おばたちよう

面積:一一・七七平方キロ

度会わたらい郡の北部、宮川の河口近くの左岸にある。北は伊勢市、東は御薗みその村、東から南にかけて伊勢市、西は玉城たまき町と多気たき明和めいわ町に接している。北部の明野あけのヶ原の一部を除き、ほとんどが宮川と外城田ときだ川によって形成された沖積低地にある。近世以来の小俣村が昭和三年(一九二八)町制を施行、同三〇年度会郡有田うた村大字湯田ゆた新村しむら井倉いぐら(現玉城町)のうち字つまひろ編入、同三二年新村打越うちこしと二年前に編入した妻ヶ広が多気斎明さいめい(現明和町)に移り、同時に斎明村大字明星みようじようの一部が当町に編入され、境界変更が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android