小児便秘(読み)しょうにべんぴ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「小児便秘」の意味・わかりやすい解説

小児便秘
しょうにべんぴ

小児便秘で、便秘とは便が硬いため排便が困難になって排便回数が減少することをいう。何日以上排便しないと便秘というかは、はっきりした定義はないが、小児ではだいたい自覚症状がなければ3日以内はとくに処置は必要ないとしている。

 便秘の症状としては腹部膨満食欲不振、腹痛などがあるが、原因に対する対策をたてる必要がある。小児においては、腸の異常による便秘と、腸には異常がない機能性便秘とがある。腸の異常には先天性異常が多いので、原因に応じた対策をたてる必要がある。機能性便秘には、便が硬いため無意識に肛門(こうもん)括約筋をれん縮させること、遊びに熱中して便意を抑制すること、食事習慣などが原因になる。

 小児便秘の対策には、いたずらに下剤浣腸(かんちょう)を乱用することなく、病歴を詳細に調べて病態を把握し、原因に即した処置をとるべきである。

[山口規容子]

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