小南又一郎(読み)コミナミ マタイチロウ

20世紀日本人名事典 「小南又一郎」の解説

小南 又一郎
コミナミ マタイチロウ

大正・昭和期の法医学者



生年
明治16(1883)年7月27日

没年
昭和29(1954)年11月6日

出生地
京都府

学歴〔年〕
京都帝大医科大学〔明治41年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正9年〕

主な受賞名〔年〕
勲二等

経歴
京大助手、助教授、岡山医科大教授を経て大正13年京大教授、退官後名誉教授。昭和22年京都府立医科大学講師となり同校法医学教室を創設した。この間英国、フランススイス留学、昭和9年にも欧米出張。第10、22次日本法医学会会長を務め、法医解剖鑑定、精神鑑定を多く行い、京都の小笛事件の最初の鑑定人を務めた。名書「実用法医学」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小南又一郎」の解説

小南又一郎 こみなみ-またいちろう

1883-1954 大正-昭和時代の法医学者。
明治16年7月27日生まれ。岡山医大教授などをへて大正13年京都帝大教授。法医学講座を担当し,性格異常や飲酒犯罪関係研究。おおくの事件の法医学鑑定もおこなった。昭和29年11月6日死去。71歳。京都帝大卒。著作に「実用法医学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小南又一郎」の解説

小南 又一郎 (こみなみ またいちろう)

生年月日:1883年7月27日
大正時代;昭和時代の法医学者。京都大学教授;日本法医学会会長
1954年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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